
関ヶ原合戦 家康の戦略と幕藩体制
セキガハラカッセンイエヤスノセンリャクトバクハンタイセイ
- 著: 笠谷 和比古

秀吉没後、混沌とする天下掌握への道筋。豊臣政権内部で胚胎した諸問題はやがて家康と三成の2大勢力形成へと収斂してゆく。東西に分かれた両軍が衝突する慶長5年9月15日。戦いはどのように展開したのか。関ヶ原に未だ到着しない徳川主力の秀忠軍、小早川秀秋の反忠行動、外様大名の奮戦、島津隊の不思議な戦いなど、天下分け目の合戦を詳述。(講談社学術文庫)
天下分け目の合戦は以下に展開されたのか。豊臣政権内部の主導権争い、家臣団の角逐、統治姿勢の対立。秀吉没後、家康・三成の二大勢力はいかに形成されたのか。両軍の布陣・戦いの経緯はどうだったのか。
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目次
第1章 豊臣政権とその崩壊
第2章 三成挙兵
第3章 関ヶ原の合戦――慶長5年9月15日
第4章 戦後処理――征夷大将軍任官の政治的文脈
第5章 むすびに――関ヶ原合戦の歴史的意義
書誌情報
紙版
発売日
2008年01月11日
ISBN
9784061598584
判型
A6
価格
定価:1,177円(本体1,070円)
通巻番号
1858
ページ数
272ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2013年01月18日
JDCN
0615985800100011000B
初出
原本:本書の原本は、1994年2月、「講談社選書メチエ」として小社から刊行。