バガヴァッド・ギーター

バガヴァッド・ギーター

バガヴァッドギーター

講談社学術文庫

古代より愛誦されつづける「神の歌」 珠玉の聖典

「神の歌」を意味する『バガヴァッド・ギーター』は、叙事詩の傑作〈マハーバーラタ〉中の最も感動的挿話であり、インドの人びとが古来愛誦してきた珠玉の聖典である。「私利私欲を離れ、執着なく、なすべき行為を遂(は)たせ」と神への献身的愛を語り、今日なお、多くの人の心に深い感銘を与える。本書は懇切な訳注と詳細な事項索引を付す原典訳である。

ここに提出するのは、今日なお、多くの人びとの心に深い感銘を与え、高い精神的意義を持ち続けているインドの古典『バガヴァッド・ギーター』の全訳である。大学在学当時、初めてこの詩章の美しい内容に触れ、「私利私欲を離れ、執着なく、なすべき行為を遂たす」という教えにいたく感動した。これが全篇の翻訳を思い立った次第である。――<本書「まえがき」より>

※本書の原本は、1998年4月、中央公論社から刊行されました。


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書誌情報

紙版

発売日

2008年03月12日

ISBN

9784061598645

判型

A6

価格

定価:1,100円(本体1,000円)

通巻番号

1864

ページ数

288ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

原本:本書の原本は、1998年4月中央公論社から刊行。

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