
女帝と道鏡 天平末葉の政治と文化
ジョテイトドウキョウテンピョウマツヨウノセイジトブンカ
- 著: 北山 茂夫

称徳天皇と道鏡、緊密すぎた関係の顛末とは 相次ぐ政変、病、孤独……悩み多き女帝に手をさしのべたのは、無名の学僧・道鏡だった。二人の蜜月から転落までを丹念に追い、八世紀末の仏教政治の実態を暴く。
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目次
序章 女帝の系譜を軸とした前史
第1章 看病禅師と女帝
第2章 大臣禅師から法王へ
第3章 宇佐八幡大神の神託事件
第4章 終末の1年
結章 光仁・桓武父子王朝への転換
書誌情報
紙版
発売日
2008年05月10日
ISBN
9784061598768
判型
A6
価格
定価:880円(本体800円)
通巻番号
1876
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
1969年に中央公論社より刊行