
江戸城 将軍家の生活
エドジョウショウグンケノセイカツ
- 著: 村井 益男

豪族・江戸氏の館から皇居へ
比類なき最大の巨城の800年
12世紀半ば、草深い原野に館を設けた豪族江戸氏。以来、太田氏、上杉氏、北条氏、徳川氏、そして皇室へと、主を替え姿を変え、保たれてきた江戸城。江戸時代に全国の技術・労力を結集して築かれた城の壮大さと、歴史に占める重みとは他に類を見ない。その築城術や、政庁として、将軍の居城としての役割、城内の生活なども含め、現在は姿なき巨城を様々な視点から概観した好著。
※本書の原本は、1964年に中央公論社から刊行されました。
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目次
1 江戸氏の館
2 道潅築城
3 関東転封
4 天下普請
5 築城術
6 江戸城の構造
7 城内の諸役所
8 年中行事
9 城内の生活
10 江戸城開城
11 皇 城
書誌情報
紙版
発売日
2008年07月12日
ISBN
9784061598829
判型
A6
価格
定価:990円(本体900円)
通巻番号
1882
ページ数
272ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
本書の原本は、1964年に中央公論社から刊行。