頼子のために

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頼子のために

ヨリコノタメニ

講談社ノベルス

「頼子が死んだ」。17歳になったばかりのひとり娘を殺された父親の手記の最初の1行だ。手記は、通り魔殺人で片づけようとする警察に疑念を抱いた父親の孤独な推理行と、遂に犯人をつきとめ相手を刺殺、自らも死を迎えるところで終わっている。だが本当の物語はこの手記を名探偵・法月綸太郎が読んだ時に始まるのだ。あなたが手記に抱く違和感が謎を解く鍵だ!


書誌情報

紙版

発売日

1990年05月30日

ISBN

9784061814868

判型

新書

価格

定価:812円(本体738円)

ページ数

270ページ

シリーズ

講談社ノベルス

著者紹介

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