十二秒の誤算

不倫が原因で勤めていた会社をやめた片山由美は、京都の興信所に再就職した。最初の仕事は、妻の浮気を疑う男からの不倫調査の依頼だった。由美が張り込んでいるマンションの中で、調査対象の妻が毒死してしまう。責任を感じた由美は真相の推理を開始した。新登場の名探偵、調査員由美の活躍を描く傑作短編集。

書誌情報

紙版

• 発売日: 1994年03月29日
• ISBN: 9784061817500
• 判型: 新書
• 価格: 定価：812円（本体738円）
• ページ数: 214ページ
• シリーズ: 講談社ノベルス

初出

収録作品参照

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  十二秒の誤算

  初出

  「小説現代」’９３年４月号

• 作品名

  鳥取旅行の罠

  初出

  「小説現代」’９３年１０月号

• 作品名

  家出した死体

  初出

  「小説現代」’９３年１２月号

• 作品名

  初恋の人を探して

  初出

  「小説現代」’９４年３月号

著者紹介

著： 山村　美紗（ヤマムラ　ミサ）