Kの流儀 フルコンタクト・ゲ-ム

Kの流儀 フルコンタクト・ゲ-ム

ケーノリュウギフルコンタクト・ゲーム

講談社ノベルス

悪の華が咲き乱れる荒廃しきった高校へ転校した少年、逢川総二(あいかわそうじ)は、あの“極真”の達人だった!VS.中国拳法、ボクシング、少林寺拳法、柔道、空手、剣道。激闘は限界を超えて加速する!第10回メフィスト賞受賞、衝撃の新人デビュー作。血と力の神話のアジテーター、梶原一騎の再来か!?

●作者のことば
「K」というアルファベットから、あなたは何をイメージするでしょうか?誰かのイニシャル?トランプのキング?それとも、K-1?──まずは読み出してください。格闘アクション限界描写、ロマンスつき。この作品の中で、主人公の逢川総二と共に、あなたにもホンモノの一撃必殺を、「体感」していただけると思います。

●Kの流儀 書評
男なら誰もが「強さ」への憧れを持っている。自らの「弱さ」を自覚した時、更にその欲求は高まるものだ。我々は極真に出会い強さを追求してきた。最強を求めて苦しみ、痛み、辛さを克服していくなかで「正義なき力は無能なり、力なき正義もまた無能なり」という故・大山倍達総裁の教示された真理に気付かされた。極真という1つの生き様である。この物語の主人公である総二の中には、作者であり、極真の門下生である中島望氏の筆によって見事に私達が憧れている極真が象徴的に描かれている。──国際空手道連盟 極真会館 館長 松井章圭


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書誌情報

紙版

発売日

1999年02月03日

ISBN

9784061820555

判型

新書

価格

定価:924円(本体840円)

ページ数

308ページ

シリーズ

講談社ノベルス

著者紹介