多重人格探偵サイコ 小林洋介の最後の事件

多重人格探偵サイコ 小林洋介の最後の事件

タジュウジンカクタンテイサイココバヤシヨウスケノサイゴノジケン

講談社ノベルス

絶望しか書かれていない

500万部突破のベストセラーコミック『多重人格探偵サイコ』の原作者自身による挑発するノベライゼーション。シリーズ第1作。

死体に書き込まれた意味のない数字……この世を呪う双子の少女……運命を統べる数値を弄(もてあそ)び賭博する男……そして、恋人の復讐で連続殺人犯を射殺した刑事・小林洋介の内部に新たに生まれた幾多の人格……。
透明な語り部によって刑事・小林洋介の「最後の事件」かつ多重人格探偵・雨宮一彦の「最初の事件」が語られるとき、殺人者へと人を誘うルーシー・モノストーンの歌声がこの世の「真実」を引き裂く。『多重人格探偵サイコ』ワールドのすべてはここからはじまる!

*本書は、角川スニーカー文庫版『多重人格探偵サイコ第1巻 情緒的な死と再生』に加筆しノベルス化したものです


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2002年04月05日

ISBN

9784061822252

判型

新書

価格

定価:924円(本体840円)

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社ノベルス

初出

1998年6月に角川スニーカー文庫「多重人格探偵サイコ1 情緒的な死と再生」として刊行された作品を、改題・加筆・訂正したもの。

著者紹介