迷宮学事件

迷宮学事件

メイキュウガクジケン

講談社ノベルス

死と再生を司る迷宮の象徴的意味が鏖殺事件を呼び招く!
<講談社ノベルス創刊20周年記念 特別書き下ろし作品>

迷宮(ラビリンス)と迷路(メイズ)は混同されがちだが、構造も、意味も全くの別物である……。
高名な隻腕の建築家・東間真介は、自ら設計した、地上部分は左右対称(シンメトリー)、地下は迷宮構造の屋敷に住んでいた。そこで起きた鏖殺事件。迷宮内の密室で、真介の遺骸は年齢退行をした赤子の姿で発見され……。
今、貴方の心奥の昏い迷宮の疼き出す!


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書誌情報

紙版

発売日

2002年09月06日

ISBN

9784061822429

判型

新書

価格

定価:836円(本体760円)

ページ数

200ページ

シリーズ

講談社ノベルス

著者紹介