念写探偵　加賀美鏡介

マニアも一目おく老舗カメラ店店主・加賀美鏡介。気に入らない客には商品を売らず、何かにハマると周囲が見えなくなる変人だが、モノに込められた念を写す能力を隠し持つ。その彼に顧客殺害容疑が!?　友人の作家やゴスロリ店員と共に真相を追うが、被害者の茶碗から秀吉が念写され、鏡介の興味は千利休ミステリの謎解きへ！　あれれ、殺人事件の謎解きはどうした!?


青い鳥文庫のエース、講談社ノベルスに登場

目次

駿河台「鏡堂」
鬼警部とオタク刑事
念写力
消えた茶碗
擁護派と反対派
寝食を忘れる男
ライカと掛け軸
あぶりだされる秘密
死を呼ぶカメラ

書誌情報

紙版

• 発売日: 2009年06月06日
• ISBN: 9784061826526
• 判型: 新書
• 価格: 定価：880円（本体800円）
• ページ数: 224ページ
• シリーズ: 講談社ノベルス

電子版

• 発売日: 2012年09月21日
• JDCN: 0618265200100011000E

著者紹介

著： 楠木　誠一郎（クスノキ　セイイチロウ）