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真夜中の探偵
マヨナカノタンテイ
- 著: 有栖川 有栖

平世22年──探偵行為が禁止された日本。空閑純は、17歳。両親ともに有名な探偵だが、母の朱鷺子は行方不明。父の誠は警察類似行為で逮捕されていた。母の行方を探すなか、父母に仕事を仲介していた押井照雅という人物と出会う。数日後、押井の別邸で水に満たされた木箱に入った溺死体が発見された。被害者は元探偵で〈金魚〉と呼ばれていた男。容疑者リストに入った純は、「水の棺」の謎を解くために調査をはじめる。
平世22年──すべての探偵行為が禁止された日本。空閑純は、17歳。両親ともに有名な探偵だが、母の朱鷺子は5年前から行方不明。父の誠は昨年、警察類似行為で逮捕され、収監されている。純は伯父の住む大阪で一人暮らしをはじめる。
母の行方の手がかりを探すなか、父母に仕事を仲介していた押井照雅という人物と会える機会が訪れる。数日後、押井の別邸で水に満たされた木箱に入った溺死体が発見された。被害者は元探偵で〈金魚〉と呼ばれていた男だった。容疑者リストに入った純は、自ら「水の棺」の謎を解くために調査をはじめる。
純は探偵としての一歩を踏み出せるのか?
書誌情報
紙版
発売日
2013年06月07日
ISBN
9784061828759
判型
新書
価格
定価:968円(本体880円)
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社ノベルス
初出
2011年9月に小社より単行本として刊行されたものを、ノベルス化したもの。
著者紹介
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お知らせ
有栖川有栖さんが第26回日本ミステリー文学大賞を受賞しました。(2022.10.28)