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悲惨伝
ヒサンデン
- 著: 西尾 維新

全住民失踪事件を調査するべく四国を訪れた、
地球撲滅軍第九機動室室長・空々空。
利己的で感情を持たない、十三歳の少年にして、英雄。
何者かによる四国脱出ゲームに巻き込まれた空々空は、
謎めいた年上の魔法少女、杵槻鋼矢と同盟を結び、
勝ち抜くために必要な『ルール』を探すことに。
不明室が企てる『新兵器』投入が刻一刻と迫り、
敏捷な影が二人を追う!
悲鳴から始まり、悲痛な別れを繰り返す英雄譚、第三弾。
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目次
第1話「徳島県! 奇怪なふたりの同行二人!」
第2話「暴れる足と暴かれる真相! 開始されていた実験」
第3話「空中戦! 目にも止まらぬ通せんぼ」
第4話「地下へ潜れ! 消えるお菓子とオレンジジュース」
第5話「捕われの少女! 生き残り達の地下会議」
第6話「更なる旅程! 雨中の荒れた川上り」
第7話「遡る川! 水に呑まれる英雄」
第8話「その頃の彼女達! 閉じ込められたダイアローグ」
書誌情報
紙版
発売日
2013年06月27日
ISBN
9784061828797
判型
新書
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
512ページ
シリーズ
講談社ノベルス
著者紹介
1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社ノベルス)で第23回メフィスト賞を受賞し、デビュー。デビュー作に始まる〈戯言〉シリーズは、西尾維新を代表するシリーズとなる。その後も精力的に執筆を続け、〈人間〉シリーズ、〈世界〉シリーズ、『刀語』、〈物語〉シリーズなどその作品の幅は広い。名実ともにゼロ年代を代表する作家であり、その執筆意欲はとどまるところを知らない。若手作家の中で、今後の展開が最も期待される一人である。