
マイページに作品情報をお届け!
鹿鳴館貴婦人考
ロクメイカンキフジンコウ

鹿鳴館の時代は、男たちにとっては、ファルスであったにすぎないが、共演した女たちにとっては、残酷なドラマであった。井上武子、伊藤梅子、大隈綾子、大山捨松、森常ら、近代日本を形成した若き獅子の夫人たちの、おびただしい汗と涙が、カドリールの曲や、バッスルのドレスのかげから浮かびあがってくる。
ⒸRyotaro Kondo
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
1983年11月08日
ISBN
9784061831209
判型
A6
価格
定価:374円(本体340円)
ページ数
250ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年10月23日
JDCN
06A0000000000121072Q