最後に愛を見たのは

離婚した男女の、愛と憎しみの果てを描く長編ーー離婚した青山は、８歳の息子・昇との不安定な生活で、女手に窮していたが、手伝いに来た愛人・加代子は、不審な死を遂げた。父親に去られた昇の同級生・ミドリも、淋しい二つの家庭を結びつけようと、幼い知恵を働かせていたが……。結婚と離婚をめぐる様々な問題を考えて、愛と勇気に溢れた結末に導く、傑作長編。

ⒸShuichiro Idemitsu

書誌情報

紙版

• 発売日: 1987年07月08日
• ISBN: 9784061840225
• 判型: A6
• 価格: 定価：534円（本体485円）
• ページ数: 294ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2021年06月25日
• JDCN: 06A0000000000233250U

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  最後に愛を見たのは　単親家庭

  初出

• 作品名

  別離の代価

  初出

• 作品名

  坂の家の変死者

  初出

• 作品名

  人生結婚二回説

  初出

• 作品名

  戻ってきた足取り

  初出

• 作品名

  強制執行

  初出

• 作品名

  過去からの脅迫状

  初出

• 作品名

  アルコール依存症

  初出

• 作品名

  親たちの嘘

  初出

• 作品名

  子供たちの別れ

  初出

著者紹介

著： 夏樹　静子（ナツキ　シズコ）

解説： 斉藤　茂男（サイトウ　シゲオ）

装画： 森　秀雄（モリ　ヒデオ）

製品関連情報

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