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「横山大観」殺人事件
ヨコヤマタイカンサツジンジケン

長いあいだ埋もれていた「横山大観」の若き日の傑作が発見された。そのニュースに美大の助手・茂木は愕然とする。数ヵ月前、雪深い秋田の商人宿で、行きずりの男が茂木に見せた絵がそこにあった……。次第に明らかになる12年前の殺人事件の真相は? 名探偵・岡部和雄警部の推理が美術界の暗部に迫る。(講談社文庫)
天才画家と美人画商の黒い接点に殺人の罠! 大画廊「銀晶堂」に陳列されたユトリロの画。この春輸入された筈のその画を茂木は正月、東北の山の中で見ていた。ほどなく同画廊に「未発表」の大観の傑作が…。
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目次
プロローグ
第一章 秋田の男
第二章 秀麿の絵
第三章 鬼才の死
第四章 華麗な罠
第五章 幽霊の訪問
第六章 痛恨の遺作
エピローグ
書誌情報
紙版
発売日
1988年10月06日
ISBN
9784061843479
判型
A6
価格
定価:545円(本体495円)
ページ数
274ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2013年08月09日
JDCN
0618434700100011000L
著者紹介
解説: 郷原 宏(ゴウハラ ヒロシ)