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春泥歌
シュンデイカ

祖母に懐き、祖母なくしては一日も過ごせないほどのわたし。祖母から聞いた――椿の花の咲き乱れる断崖上に6歳の男児がいたが、連れ立っていた盲目の母の姿はなく、その子の手の先では金剛鈴が鳴っていた――という話を聞いて以来、わたしに取りついた恐ろしい夢……凄艶な情念、ほとばしる詩情! 表題作のほか、美と幻想の9短編を収録。
凄艶な情念,迸る詩情.美と幻想の世界! 椿の花が咲きみだれる暗い断崖の上に立つ六歳の男児,連れ立っていた盲目の母の姿はなく,その子の手の先で金剛鈴が鳴っていた……表題作のほか好短編九編を収録
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書誌情報
紙版
発売日
1990年06月15日
ISBN
9784061847040
判型
A6
価格
定価:417円(本体379円)
ページ数
264ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年03月08日
JDCN
06A0000000000032934Q
収録作品
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作品名初出
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作品名
砂の眠り
初出
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作品名
春眠
初出
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作品名
オオマツヨイクサよ
初出
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作品名
春の寵児
初出
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作品名
朝の廊下
初出
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作品名
平家の桜
初出
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作品名
耳飾る風
初出
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作品名
虚空の馬
初出
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作品名
金襴抄
初出