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ひとりを愛し続ける本
ヒトリヲアイシツヅケルホン
- 著: 遠藤 周作

情熱的な愛に生き続けたいと人は願うが、それは、激しくとも短く終わるもの。本当の自分、真実の生き方を求めて心の中を掘り下げ、明暗の異なるもう1人の自分に気がつくとき、人生はより深く、より拡がりを持つ。――退屈と忍耐、悲しみや苦しみの中に、人生を楽しみ愛する方法を、明快に語るエッセイ集。
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目次
本当にこの人の妻になるべきか
悪い方、よくない方へ考えていく危ない時
幸せの座、幸せになれない座
愛することと愛し続けることの違い
自分の中の「女」をひき出してくれる男
男が離れられなくなる女の毒
男は淑女なんか求めてはいない
気づいたときはもう遅い「結婚」
聡明なだけの女はすぐあきられる
夫は他人であるという認識
自分の愛の無力を知るとき
母性とおんな性は使い分けた方がよい
夫のいやがる部分のさわり方
男のプライドと女の意地
「母」になった女と「女」でいる女の愛
男の中にある女が入れない場所
女房に見せない顔
「この人のためなら何んでもできる」
年譜
書誌情報
紙版
発売日
1992年04月03日
ISBN
9784061851160
判型
A6
価格
定価:506円(本体460円)
ページ数
214ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2016年06月03日
JDCN
0618511600100011000A