
いま脳死をどう考えるか
イマノウシヲドウカンガエルカ
- 著: 渡辺 淳一

医学博士である著者の脳死への提言
先進国で唯一の脳死鎖国日本の現況を憂い、専門家として勇気ある提言を!
1968年8月、日本で最初の心臓移植が著者の母校、札幌医大で行われた。あれから20数年、医学の進歩は驚異的だが、最新の医学と一般人との間にはむしろ異和感が広がりつつある。本書は両者の淵を埋める橋渡し役として、著者が脳死と臓器移植の問題を、わかりやすく、適確にまとめた現代人必読の書。
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書誌情報
紙版
発売日
1994年05月02日
ISBN
9784061857285
判型
A6
価格
定価:534円(本体485円)
ページ数
292ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
1991年9月講談社刊行。