
夢は枯野を
ユメハカレノヲケイリンソウウツリョコウ

旅先で出会った人々への想いは募る。風圧に抗い格闘技まがいにぶつかり合うレースは“人生の喧嘩”を教えられた少年時代に重なり、ギャンブルに敗れてなお耽美な顔を見せる男には影の薄い女が寄り添う。「終わってみると己れを買い己れに賭しただけの遊び」の中で伊集院文学の原石が光を放つ話題の好エッセイ。
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
1994年12月07日
ISBN
9784061858336
判型
A6
価格
定価:598円(本体544円)
ページ数
344ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
『PENTHOUSE』’88年連載及び『小説現代』’89年連載。’93年小社より単行本として刊行
著者紹介
解説: 加納 典明(カノウ テンメイ)
製品関連情報
-
お知らせ
伊集院静先生が第3回野間出版文化賞を受賞しました。