柳生石舟斎

剣の道はかほどに奥深く、玄妙なものであったのか──柳生の里をおとずれた神陰流の流祖上泉伊勢守秀綱と立ち合ったとき、柳生宗厳（むねよし）は己れを愧（は）じた。慢心、うぬぼれ、未熟さ……目からうろこが落ちる思いでそれに気づいた宗厳は即刻秀綱に入門、切磋琢磨を誓う。無刀取り柳生新陰流の開祖石舟斎の半生。

書誌情報

紙版

• 発売日: 1987年03月02日
• ISBN: 9784061950603
• 判型: A6
• 価格: 定価：850円（本体773円）
• ページ数: 494ページ

電子版

• 発売日: 2008年06月13日
• JDCN: 0619506000100011000M

著者紹介

著： 山岡　荘八（ヤマオカ　ソウハチ）