新幹線500

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新幹線500

シンカンセンゴヒャク

講談社の絵本

 2014年の東海道新幹線開業50周年に合わせて刊行される、新幹線の写真集。写真は、「鉄道写真の神様」と呼ばれる広田尚敬氏と、その次男で同じく鉄道写真家の広田泉氏の撮り下ろし。鉄道写真一筋64年のキャリアがある尚敬氏が撮りためた開業当時の写真から、泉氏が撮り下ろした現在活躍する新幹線まで、珠玉の写真を500点集めた、まさに新幹線の歴史そのものの写真集です。
 2010年に刊行された、本書の兄弟版とも言うべき『決定版 新電車大集合1616点』は、圧倒的なボリュームで、他社の追随を許さず、刊行から4年で8刷を重ね、累計部数は50000部まで達しています。
 価格の低さとボリュームで、乗り物好きの子ども達から長い間支持され続けていた「のりものアルバム」シリーズですが、本企画はテーマを「新幹線」にしぼったその集大成というべき企画で、創業当初にデビューした0系から、2014年3月にデビューしたE7系まで、新幹線の歴史が128ページにぎっしり詰まっています。
 今回はとくに、「かっこよさ」にこだわった走行写真を数多く紹介しています。「わかりやすさ」をメインに据えた普段のアルバムシリーズでは見られない、思わず息を呑むような広田親子の芸術性の高い写真を、心ゆくまで楽しむことができるのです。  
 また、子どもも大人も、鉄道ファンにはたまらない、歴代の新幹線すべての写真シールが、おまけにたくさんついていて、お得感も満載。子どもも大人も楽しめる、新たな鉄道写真集の発売です。


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目次

年表・E7系・E6系・E5系・N700系・E700系A・800系・700系・500系・E4系・E3系・E2系・E1系・400系・300系・200系・100系・0系・ドクターイエロー・イーストアイ・新幹線特製シール付き

書誌情報

紙版

発売日

2014年07月31日

ISBN

9784061954892

判型

AB

価格

定価:2,090円(本体1,900円)

ページ数

128ページ

シリーズ

のりものアルバム(新)

著者紹介

写真: 広田 泉(ヒロタ イズミ)

1969年、広田尚敬氏の次男として東京に生まれる。幼いころから、スピード感あふれる電車に興味を抱く。2002年より、フリーランスの写真家として活動。独特の感性と天性の色彩感覚で注目されている。また、カメラやレンズの解説も独自の切り口で手がける。著書は、近年刊行されている『のりものアルバム』が中心。千葉県在住。父・尚敬氏とのホームページの『鉄道写真.com』も、「広田尚敬の鉄道コラム」や「いつも快晴ときどき日記」など、充実した内容で好評を博している。

写真: 広田 尚敬(ヒロタ ナオタカ)

1935年、東京生まれ。幼いころから「鉄道」に魅せられ、中学3年生のとき、初めて鉄道写真を撮影する。学生時代に、日本の鉄道雑誌や鉄道雑誌では最高峰といわれるアメリカのTRAIN誌に作品を発表する。1960年より、フリーランスの写真家として活動。1968年の初個展「蒸気機関車たち」で独自の表現世界を展開して評判となり、鉄道写真の世界を社会にアピール。単なる走行写真にとどまらない「流し撮り」や「長時間露光による夜間撮影」といった斬新な手法を次々と生み出したほか、1988年に設立された日本鉄道写真作家協会の初代会長を務めるなど、「鉄道写真の神様」として、作品と人柄を慕われている。「のりものアルバム」シリーズ(講談社)には創刊時から参画、2011年には創刊30周年を迎える大ベストセラーシリーズになっている。2010年、鉄道写真を撮り始めてから満60年を迎えたことを記念し、6つの出版社より7冊の書籍が刊行された。

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