蝶々、とんだ

蝶々、とんだ

チョウチョウトンダ

●講談社児童文学新人賞佳作

ちょっぴりへん?
ちょっぴりふしぎ?
うそをついて、学校を早引けした帰り道。いつもとちがう午後が待っていました。

川の端に立つ、小さな家。
半分かわらのずれた屋根の下に、筆で書かれた、古い木のかんばん。──川端・ほんやら堂
ユキが出会った貸本屋さん。

題名もわからない、表紙のちぎれたまんが本。
「男の子がな、ある朝、目をさましたら、へんな虫になってるんや。」
おばあさんがユキに貸してくれたのは、そんな話の1冊でした。

児童文芸新人賞/日本児童文学者協会新人賞入選作品


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

1999年03月26日

ISBN

9784061956933

判型

A5

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

102ページ

シリーズ

わくわくライブラリー

著者紹介