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魔女バジルと黒い魔法
マジョバジルトクロイマホウ
七魔が山に住む、魔女のバジル。ある日、バジルは予言めいた詩を受けとります。その詩とは、七魔が原に住む魔女のひとりが、ブルームーン(満月が1か月に2度あるとき、2度目の満月)の夜に、黒い魔法のつえを手に入れるというものでした。
黒い魔法というのは、白い魔法とはちがって、「失敗」や「苦労」など、ひとがおくられたくないと思っている魔法です。心配になったバジルは……。
登場人物もぐっとふえ、物語は新しい展開をみせる「魔女バジル」第3巻です。
※2年生以上の漢字にルビがついています
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目次
1 ふしぎな詩
2 招待状
3 ブルームーン
4 洞窟のつえ
5 黒い魔法
6 塔の上のお姫さま
7 羊皮紙の束
書誌情報
紙版
発売日
2016年05月31日
ISBN
9784061957688
判型
A5
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
146ページ
シリーズ
わくわくライブラリー
電子版
発売日
2018年03月30日
JDCN
06A0000000000015822R
初出
この作品は、2013年4月の毎日新聞大阪本社発行版に連載された「七魔が山の魔女と黒い魔法」を、加筆・訂正したものです。
著者紹介
●茂市久美子 岩手県生まれ。会社勤務を経て執筆活動に入り、『おちばおちばとんでいけ』で、ひろすけ童話賞を受賞。おもな作品に、「つるばら村」シリーズ(全10巻)、東京書籍小3国語教科書に掲載されている『ゆうすげ村の小さな旅館』、『おいなり山のひみつ』、感想画コンクール課題図書になった『おひさまやのおへんじシール』などがある。
●よしざわけいこ 東京生まれ 多摩美術大学染色デザイン科卒業。テキスタイルデザイナーを経て、絵本・イラスト・童話を中心に活動中。日本児童出版美術連盟会員。作品に『ネコのジュピター』、「おひさまや」シリーズ(茂市久美子・作)など。2011年4月より、NHK「いないいないばあっ!」童謡アニメーションのイラストを手がけている。