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魔女バジルと闇の魔女
マジョバジルトヤミノマジョ
七魔が山に住む魔女のバジルは、「努力」する力と、「根気」をひとにおくることができる魔女になりました。ただし、「幸運」「勇気」などとちがって地味なので、ひとからあまり人気がないことがちょっと悩みです。
そんなバジルのもとに、不思議なお告げが届きました。
「なんじ 百年に一度の 満月の夜 地上の白い星を つむべし」
地上の白い星って、なんのことでしょう?
さらに、クリスタル国の王女から、「若者たちにバジルさまの力をおくってほしい」と、成人式に招かれます。喜んでたずねていったバジルは、クリスタル国の国宝である二つの水晶がぬすまれた歴史を知り……。
さまざまな謎がつながっていく物語、「魔女バジル」第4巻です。
※2年生以上の漢字にルビがついています
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目次
1 ふしぎなメッセージ
2 手紙
3 成人式のおくりもの
4 魔女エルダー
5 七魔が沼のひみつ
6 地上の白い星
7 月と水晶
書誌情報
紙版
発売日
2017年09月28日
ISBN
9784061957862
判型
A5
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
146ページ
シリーズ
わくわくライブラリー
電子版
発売日
2018年03月30日
JDCN
06A0000000000015823S
初出
この作品は、2014年6月の毎日新聞大阪本社発行版に連載された「七魔が山の魔女と闇の魔女」を、加筆・訂正したものです。
著者紹介
●茂市久美子 岩手県生まれ。会社勤務を経て執筆活動に入り、『おちばおちばとんでいけ』で、ひろすけ童話賞を受賞。おもな作品に、「つるばら村」シリーズ(全10巻)、東京書籍小3国語教科書に掲載されている『ゆうすげ村の小さな旅館』、『おいなり山のひみつ』、感想画コンクール課題図書になった『おひさまやのおへんじシール』などがある。
●よしざわけいこ 東京生まれ 多摩美術大学染色デザイン科卒業。テキスタイルデザイナーを経て、絵本・イラスト・童話を中心に活動中。日本児童出版美術連盟会員。作品に『ネコのジュピター』、「おひさまや」シリーズ(茂市久美子・作)など。NHK「いないいないばあっ!」童謡アニメーションのイラストも手がけた。