
思想としての東京 補論・文学史の鎖国と開国
シソウトシテノトウキョウキンダイブンガクシロンノート
- 著: 磯田 光一

明治100年、〈東京〉という地方性の崩壊過程を辿り、地図・文学作品・流行歌を通して、〈東京〉に絡む日本人の複雑な心理を抽出、対象化し、都市先住者の側の眼で、日本の近代化の“軋み”とその象徴〈東京〉の呪縛力を解明。名著『永井荷風』の前史として、近代日本文学史の根底を激しく揺さぶった画期的「東京論」。芸術選奨受賞。
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書誌情報
紙版
発売日
1990年03月05日
ISBN
9784061960701
判型
A6
価格
定価:939円(本体854円)
ページ数
216ページ
シリーズ
講談社文芸文庫