
わが光太郎
ワガコウタロウ

“私がじかに接し得た巨人は高村光太郎ひとりだった”詩人の魂がもう1つの孤独な魂と深く共鳴する――。合理と神秘、頑固と寛容、繊細と強靱、比類ない高さ。光太郎40代からその終焉まで、敬愛し、親炙した「巨人」の姿を、わが心のなかに鮮やかに構築する。草野心平「高村光太郎論」の一大集成。読売文学賞受賞。
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
1990年09月04日
ISBN
9784061960961
判型
A6
価格
定価:1,046円(本体951円)
ページ数
442ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
著者紹介
解説: 北川 太一(キタガワ タイチ)