
鹿鳴館の系譜―近代日本文芸史誌
ロクメイカンノケイフキンダイニホンブンゲイシシ

日本近代の“欧化”の象徴としての鹿鳴館――。その華やかさのうしろにある“悲哀”を見出す著者が、近代日本100年の歩みを、そのヴァリエーションとして、再構成しながら、社会・風俗・建築・音楽など、文化の全領域に“欧化という伝統”を発掘。既成の文学史観を覆す知的スリルに満ちた長篇。磯田光一の代表的エッセイ。読売文学賞受賞。
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書誌情報
紙版
発売日
1991年01月07日
ISBN
9784061961104
判型
A6
価格
定価:1,046円(本体951円)
ページ数
382ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
収録作品
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作品名初出
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作品名
訳語「文学」の誕生
初出
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作品名
「小学唱歌」考
初出
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作品名
湯島天神と丸善
初出
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作品名
東京外国語学校の位置
初出
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作品名
「明星」派の水脈
初出
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作品名
漱石山房の内と外
初出
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作品名
「田園の憂鬱」の周辺
初出
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作品名
日比谷・銀座界隈
初出
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作品名
「革命」という外来思想
初出
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作品名
昭和のモダニズム
初出
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作品名
三人の鹿鳴館演出者
初出
著者紹介
解説: 川西 政明(カワニシ マサアキ)