黄金伝説・雪のイヴ

常に時代と対峙し、辛辣な批判精神と強烈な抵抗精神で戦い続けた著者の、文学的出発期の作品「鬼火」「ある午後の風景」「長助の災難」「桑の木の話」。行方不明の女を捜し彷徨することで生を繋ぐ“わたし”が、娼婦となった女と再会――敗戦後の混乱を鋭く凝視し絶望を再生に転化させる新たな出発を示した「黄金伝説」、他に「無尽灯」「雅歌」「雪のイヴ」など収録10篇。

書誌情報

紙版

• 発売日: 1991年10月03日
• ISBN: 9784061961463
• 判型: A6
• 価格: 定価：1,650円（本体1,500円）
• ページ数: 304ページ
• シリーズ: 講談社文芸文庫

電子版

• 発売日: 2013年12月06日
• JDCN: 0619614600100011000H

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  鬼火

  初出

• 作品名

  ある午後の風景

  初出

• 作品名

  長助の災難

  初出

• 作品名

  桑の木の話

  初出

• 作品名

  明月珠

  初出

• 作品名

  黄金伝説

  初出

• 作品名

  無尽灯

  初出

• 作品名

  雅歌

  初出

• 作品名

  いすかのはし

  初出

• 作品名

  雪のイヴ

  初出

著者紹介

著： 石川　淳（イシカワ　ジュン）