わが切抜帖より・昔の東京

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わが切抜帖より・昔の東京

ワガキリヌキチョウヨリムカシノトウキョウゲンダイニホンノエッセイ

講談社文芸文庫

新聞・雑誌などの記事や文章の切抜き、それらへの感想、ささやかな集積が、やがて永井龍男の美学と結びつき、精妙な確かなある空間と人生を静かに形成して行く。読売文学賞受賞の「わが切抜帖より」と、著者がかぎりなく愛する“昔の”東京にかかわる随筆群を併せて収録する、“昔の”東京の“背骨”と呼ぶべき1巻。


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目次

わが切抜帖より
水晶
銭湯
春めく
野球開幕
身上相談
少年
銀座の着物・巴里のベレ
ある随筆の筆者
キリンの死
月を往復する距離
祝儀不祝儀
月の表面
カンディダの話
デンキ屋問答
犬と猫
耳と鼻と
億という数字
銀座の水溜り
歯医者の庭
蓮ひらく
「死ぬほど良心に」
下足札
五右衛門について
フォークと箸と
ビルとネズミ
昔の東京
ステッキと文士
わが寄席行灯
二昔三昔
ライスカレーとカツレツ
大震災の中の一人
武道館界隈
魚河岸春夏秋冬

書誌情報

紙版

発売日

1991年12月04日

ISBN

9784061961579

判型

A6

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

282ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

電子版

発売日

2014年03月28日

JDCN

0619615700100011000L

著者紹介

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