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十一面観音巡礼
ジュウイチメンカンノンジュンレイ
- 著: 白洲 正子

“女躰でありなら精神はあくまでも男”荒御魂を秘めて初々しく魅惑的な十一面観音の存在の謎。奈良の聖林寺の十一面観音を始めに、泊瀬、木津川流域、室生、京都、若狭、信濃、近江、熊野と心のもとめるままに訪ね歩き、山川のたたずまいの中に祈りき歴史を感得し、記紀、万葉、説話、縁起の世界を通して古代と現代を結ぶ。瑞々しい魂で深遠の存在に迫る白洲正子のエッセイの世界。
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目次
●聖林寺から観音寺へ
●こもりく 泊瀬
●幻の寺
他
書誌情報
紙版
発売日
1992年08月04日
ISBN
9784061961869
判型
A6
価格
定価:1,375円(本体1,250円)
ページ数
332ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1975年12月「十一面観音巡礼」新潮社刊
収録作品
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作品名初出
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作品名
聖林寺から観音寺へ
初出
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作品名
こもりく泊瀬
初出
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作品名
幻の寺
初出
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作品名
木津川にそって
初出
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作品名
若狭のお水送り
初出
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作品名
奈良のお水取
初出
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作品名
水神の里
初出
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作品名
秋篠のあたり
初出
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作品名
登美の小河
初出
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作品名
龍田の川上
初出
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作品名
姨捨山の月
初出
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作品名
市の聖
初出
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作品名
清水の流れ
初出
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作品名
白山比めの幻像
初出
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作品名
湖北の旅
初出
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作品名
熊野詣
初出