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晩菊・水仙・白鷺
バンギクスイセンシラサギ

元赤坂の芸者だった老女が、昔の男の突然の再訪に心揺れ、幻滅する心理を描く「晩菊」。女流文学者賞受賞。戦死した夫の空っぽの骨壺に、夜の女が金を入れる「骨」。荒涼とした、底冷えのするような人生の光景と哀しみ。行商の子に生まれ、時代の激動を生きた作家林芙美子が名作「浮雲」連載に至る円熟の筆致をみせた晩年期の「水仙」「松葉牡丹」「白鷺」「牛肉」等、代表作6篇。
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書誌情報
紙版
発売日
1992年08月04日
ISBN
9784061961883
判型
A6
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
274ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1977年4月20日「林芙美子全集」第7巻 文泉堂出版刊
収録作品
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作品名初出
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作品名
晩菊
初出
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作品名
水仙
初出
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作品名
白鷺
初出
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作品名
松葉牡丹
初出
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作品名
牛肉
初出
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作品名
骨
初出
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作品名
指輪
初出
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作品名
萩のもんかきや
初出
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作品名
ヒサとマツ
初出
著者紹介
解説: 中沢 けい(ナカザワ ケイ)