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天誅組
テンチュウグミ

尊皇攘夷、公武合体、権謀術数が渦巻く激動の幕末の文久2年、土佐の山奥の若き庄屋・吉村虎太郎は、脱藩を敢行。翌年8月、「天誅組」を組織、挙兵。その秋、激烈なる死を遂げた。草莽の志士たちへの著者の深い共感が、歴史に埋もれた「もう一つの転換期のエネルギー」を鮮やかに捉える。史料の博渉、明晰なる解読で、維新の先駆者の真実を追跡。「物語体」も一部駆使した、創見溢れる「史伝体歴史小説」。
ⒸTeiichi Ooka/Tomoe Osada
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書誌情報
紙版
発売日
1992年10月02日
ISBN
9784061961975
判型
A6
価格
定価:1,708円(本体1,553円)
ページ数
600ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2020年10月16日
JDCN
06A0000000000099950U
初出
備考参照
著者紹介
解説: 亀井 秀雄(カメイ ヒデオ)