
巴里祭・河明り
パリサイカワアカリ

日本に妻を置いたまま巴里に在住する主人公の“幻の女”をめぐって繰りひろげられる女たちの華麗な手練手管の世界「巴里祭」。幼なくして許婚者同士となった男女が、その因縁のしがらみを果敢にといて行く“河”をめぐる美事な“物語”世界「河明り」。芥川龍之介の晩年を描き、出世作となった「鶴は病みき」の3篇を収録。
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書誌情報
紙版
発売日
1992年10月02日
ISBN
9784061961982
判型
A6
価格
定価:1,034円(本体940円)
ページ数
220ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
備考参照
著者紹介
解説: 川西 政明(カワニシ マサアキ)