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吉本隆明初期詩集
ヨシモトタカアキショキシシュウ
- 著・解説: 吉本 隆明

東京下町の少年時代、山形米沢の高工時代──「巡礼歌」「エリアンの手記と詩」など習作期の詩作と第1詩集「固有時との対話」第2詩集「転位のための十篇」を収める。敗戦後の混乱した社会に同化できない精神の違和と葛藤を示し、彷徨する自己の生存をかけた高い緊張度により支えられる自選初期詩集54篇。
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目次
I初期
巡礼歌
老工夫
童子像
夜番
劇場
エリアンの手記と詩
かなしきいこひに
哀歌
(海の風に)
挽歌
冬の夜
風の地
地の夕映え
春の労働
少女
青い並木の列にそひて
夕の死者
暁の死者
緑の聖餐
風過
〈ひとつの季節〉
〈祈りは今日もひくい〉
〈秋風はどこから〉
〈壁画のやうな詩〉
〈来歴〉
書誌情報
紙版
発売日
1992年10月02日
ISBN
9784061962019
判型
A6
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
274ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2008年07月11日
JDCN
0619620100100011000Q
初出
備考参照
著者紹介
著・解説: 吉本 隆明(ヨシモト タカアキ)