蝮のすえ・「愛」のかたち

戦前から戦後にかけての激変。支配・被支配の転倒。混乱、こん沌の中で、新たな生を獲得した“女”を鮮烈に捉え、戦後の日本に大きな震撼をもたらした武田泰淳の初期作品「才子佳人」「蝮のすえ」（『愛』のかたち）の三篇を収録。時代を超えて透視する眼、したたかな精神のしなやかな鞭。

目次

●才子佳人
●蝮のすえ
●「あい」のかたち

書誌情報

紙版

• 発売日: 1992年12月03日
• ISBN: 9784061962033
• 判型: A6
• 価格: 定価：1,430円（本体1,300円）
• ページ数: 314ページ
• シリーズ: 講談社文芸文庫

初出

備考参照

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  才子佳人

  初出

• 作品名

  蝮のすえ

  初出

• 作品名

  「愛」のかたち

  初出

著者紹介

著： 武田　泰淳（タケダ　タイジュン）