
街と村・生物祭・イカルス失墜
マチトムラセイブツサイイカルスシッツイ

詩人として出発し、小説、評論、翻訳等、広汎な活動のうちに、常に時代を先駆し、唱導した著者の文壇的出世作『街と村』。“郷土小樽”という現実の場所と青春時代の過去と幻想を交錯させ、人間の意識の底に息づく根源的なものを描く、“自伝”的小説『街と村』(「幽鬼の街」「幽鬼の村」)へ発展する『生物祭』『イカルス失墜』『浪の響のなかで』等、青春のリリシズム溢れる初期代表作6篇。
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書誌情報
紙版
発売日
1993年02月04日
ISBN
9784061962118
判型
A6
価格
定価:1,046円(本体951円)
ページ数
356ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
収録作品参照
収録作品
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作品名初出
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作品名
街と村
初出
1955年7月光文社刊
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作品名
アカシアの匂に就て
初出
1972年6月新潮社刊『伊藤整全集第1巻』
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作品名
生物祭
初出
1972年6月新潮社刊『伊藤整全集第1巻』
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作品名
イカルス失墜
初出
1972年6月新潮社刊『伊藤整全集第1巻』
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作品名
石狩
初出
1972年6月新潮社刊『伊藤整全集第1巻』
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作品名
浪の響のなかで
初出
1973年5月新潮社刊『伊藤整全集第2巻』
著者紹介
著: 伊藤 整(イトウ セイ)
解説: 佐々木 基一(ササキ キイチ)