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蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ
ミツノアワレワレハウタエドモヤブレカブレ

ある時は“コケティッシュ”な女、ある時は赤い三年子の金魚。犀星の理想の“女ひと”の結晶・変幻自在の金魚と老作家の会話で構築する艶やかな超現実主義的小説「蜜のあわれ」。凄絶なガン闘病記「われはうたえどもやぶれかぶれ」、自己の終焉をみつめた遺作詩「老いたるえびのうた」等、犀星の多面的文学世界全てを溶融した鮮やかな達成。生涯最高の活動期ともいうべき晩年の名作5篇を収録。
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目次
陶古の女人
蜜のあわれ
後記 炎の金魚
火の魚
われはうたえどもやぶれかぶれ
老いたるえびのうた
書誌情報
紙版
発売日
1993年04月28日
ISBN
9784061962248
判型
A6
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
318ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2010年06月11日
JDCN
0619622400100011000C
初出
新潮社刊「室生犀星全集」第10巻(1964年5月刊) 第11巻(1965年1月刊) 第12巻(1966年8月刊)
収録作品
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作品名初出
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作品名
陶古の女人
初出
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作品名
蜜のあわれ
初出
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作品名
火の魚
初出
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作品名
われはうたえどもやぶれかぶれ
初出
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作品名
老いたるえびのうた
初出
著者紹介
解説: 久保 忠夫(クボ タダオ)