当世凡人伝

なんの変哲もないありふれた人生。独得の語り口で、あるがままに描き出し、したたかに生きる平凡な人々の日常に滲む哀しみを、鮮やかに浮彫りにする、富岡多恵子の傑作短篇集。川端康成文学賞受賞「立切れ」ほか、地方都市で妻と二人ひっそりと暮す退官した警視・松尾文平に纏る「薬のひき出し」、「名前」「ワンダーランド」「幼友達」「富士山の見える家」など１２篇の傑作短篇を収録。

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書誌情報

紙版

• 発売日: 1993年06月03日
• ISBN: 9784061962262
• 判型: A6
• 価格: 定価：1,046円（本体951円）
• ページ数: 316ページ
• シリーズ: 講談社文芸文庫

電子版

• 発売日: 2020年06月26日
• JDCN: 06A0000000000071611F

収録作品

• 作品名
  初出

• 作品名

  薬のひき出し

  初出

• 作品名

  名前

  初出

• 作品名

  幸福

  初出

• 作品名

  ワンダーランド

  初出

• 作品名

  娘

  初出

• 作品名

  立切れ

  初出

• 作品名

  魚の骨

  初出

• 作品名

  子供の絵

  初出

• 作品名

  富士山の見える家

  初出

• 作品名

  花

  初出

• 作品名

  笑い男

  初出

• 作品名

  幼友達

  初出

著者紹介

著： 富岡　多惠子（トミオカ　タエコ）