あけびの花

あけびの花

アケビノハナゲンダイニホンノエッセイ

講談社文芸文庫

昭和。戦前・戦中の強権の下での苦闘の生活の中に生まれた「鬼子母神そばの家の人」「山猫その他」「遺伝」「残りの年齢」、戦後の自由の光の中で書かれた「木の名、鳥の名」「平泉 金色堂 中尊寺」「今日ただいまのところ」「遠野瞥見」阿佐ヶ谷文士たち、碩学・吉川幸次郎らが絶讃しやまない中野重治の強靱な精神と清新な詩心が生んだ随筆世界。


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書誌情報

紙版

発売日

1993年06月03日

ISBN

9784061962286

判型

A6

価格

定価:1,046円(本体951円)

ページ数

318ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

著者紹介