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愛について
アイニツイテ

“この道はどこへ行くんでしょうか”――偶然の邂逅から始まる若い男女の愛。その2年後の妻の謎の事故死。『武蔵野夫人』『花影』で新しい“愛のかたち”を文学史上に画した著者が、現代の市民社会とその風俗の中に、男と女、家庭、“愛の死と再生”のテーマを“連環”する10章で問う。
“この道はどこへ行くんでしょうか”――偶然の邂逅から始まる若い男女の愛。その2年後の妻の謎の事故死。『武蔵野夫人』『花影』で新しい“愛のかたち”を文学史上に画した著者が、現代の市民社会とその風俗の中に、男と女、家庭、“愛の死と再生”のテーマを“連環”する10章で問う。『レイテ戦記』の著者・スタンダリアン大岡昇平の明晰な認識と意志的試みで構築する独創的恋愛小説。
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書誌情報
紙版
発売日
1993年08月04日
ISBN
9784061962347
判型
A6
価格
定価:1,047円(本体952円)
ページ数
334ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2013年11月22日
JDCN
0619623400100011000D
初出
1974年6月、中央公論社刊『大岡昇平全集』第七巻を底本とし、多少ふりがなを加えた。
著者紹介
解説: 中沢 けい(ナカザワ ケイ)