
マイページに作品情報をお届け!
点滴・釣鐘の音
テンテキ・ツリガネノオト

中学時代、朽木三助のペンネームで森鴎外に手紙を出し、“一ぱいくわした”つもりが文豪の大手腕に舌を巻く『悪戯』。宿の水道栓から滴る微妙な音へのこだわりを互いに競った太宰との思い出から、その“最期”への無念さの籠る『点滴』。『鮠つり』『掘出しもの』『猫』等。詩魂を秘めた繊細と放胆、前人未到の文学世界を創造していった著者の昭和6年から30年間の珠玉のエッセイ47篇。三浦哲郎新編。
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
●悪戯
●鞆ノ津所見
●架空動物譜
他
書誌情報
紙版
発売日
1993年10月04日
ISBN
9784061962422
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
298ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2013年11月29日
JDCN
0619624200100011000X
初出
備考参照