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海にゆらぐ糸・石を積む
ウミニユラグイトイシヲツム

「時」の制約のうちに生きる人間の命が、白く灼く炎ときらめく、その刹那の輝きの一瞬に、小説のありかをさぐる、大庭みな子。時間の変幻と永遠相が、虹のプリズムを通して綾なすさまを、旧知との交遊のはざまに見出して詩的に定着した『海にゆらぐ糸』川端康成賞受賞の連作と、人の命の収斂するときをいとおしんで描く短篇一作と、放送劇とを収録。
「時」の制約のうちに生きる人間のいのちが、白く灼く炎ときらめくその一瞬に小説のありかをさぐる大庭みな子。時間の変幻と永遠相が虹のプリズムを通して綾なすさまを、旧知との交遊のはざまに見出して詩的に定着した『海にゆらぐ糸』連作(川端賞受賞)と、ひとのいのちの収斂するときをいとおしんで描く短篇1作と放送劇とを収録。
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書誌情報
紙版
発売日
1993年10月04日
ISBN
9784061962453
判型
A6
価格
定価:1,046円(本体951円)
ページ数
302ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2019年03月08日
JDCN
06A0000000000037289T
初出
備考参照
著者紹介
解説: 江種 満子(エグサ ミツコ)