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砂漠の思想
サバクノシソウゲンダイニホンノエッセイ

可能性を完全開花させずに永逝した文学者安部公房が、衝撃作『砂の女』『他人の顔』を続けて刊行した時点で、自身の初期思考をエッセイの形で発表したものを精選し、全エッセイとして刊行した話題の大著。初期阿部公房が孕む、“ヘテロ”的思考への新たな再評価。早く来すぎた思想者・安部公房の“可能性の中心”。
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目次
●ヘテロの構造
●砂漠の思想
書誌情報
紙版
発売日
1993年12月24日
ISBN
9784061962552
判型
A6
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
452ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
本書は1965年本社刊『砂漠の思想』を底本とし、ふりがなを加えた。
著者紹介
著: 安部 公房
その他: 沼野 充義(ヌマノ ミツヨシ)