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おまんが紅・接木の台・雪女
オマンガベニツギキノダイユキオンナ

片隅に生きる職人の密かな誇りと覚悟を顕彰する「冬の声」。不作のため娼妓となった女への暖かな眼差し「おまんが紅」。一葉研究史の画期的労作『一葉の日記』の著者和田芳恵の晩年の読売文学賞受賞作「接木の台」、著者の名品中の名品・川端康成賞受賞の短篇「雪女」など代表作14篇を収録。
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目次
冬の声
掌の恋
おまんが紅
接木の台
抱寝
噺し詞
幼なじみ
母の寝言
落葉のように
月は東に
雪女
雀いろの空
砂の音
*
自伝抄
書誌情報
紙版
発売日
1994年03月04日
ISBN
9784061962668
判型
A6
価格
定価:1,046円(本体951円)
ページ数
318ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2008年01月11日
JDCN
0619626600100011000M
初出
「冬の声」以下「母の寝言」までは昭和五十一年七月、河出書房新社刊行の『自選和田芳恵短編小説全集』から、「落葉のように」「月は東に」「雀いろの空」「砂の音」は、昭和五十三年四月、中央公論社刊行の『雀いろの空』から、「雪女」「自伝抄」は、昭和五十三年六月、文芸春秋から刊行の『雪女』
著者紹介
解説: 川村 湊(カワムラ ミナト)