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厄除け詩集
ヤクヨケシシュウ
- 著: 井伏 鱒二

そこはかとなきおかしみに幽愁を秘めた「なだれ」「つくだ煮の小魚」「歳末閑居」「寒夜母を思ふ」等の初期詩篇。“ハナニアラシノタトヘモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ”の名訳で知られる「勧酒」、「復愁」「静夜思」「田舎春望」等闊達自在、有情に充ちた漢詩訳。深遠な詩魂溢れる「黒い蝶」「蟻地獄(コンコンの唄)」等、魅了してやまぬ井伏鱒二の詩精神。4部構成の『厄除け詩集』。
そこはかとなきおかしみに幽愁を秘めた「なだれ」「つくだ煮の小魚」「歳末閑居」「寒夜母を思ふ」等の初期詩篇。“ハナニアラシノタトヘモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ”の名訳で知られる「勧酒」、「復愁」「静夜思」「田舎春望」等闊達自在、有情に充ちた漢詩訳。深遠な詩魂溢れる「黒い蝶」「蟻地獄(コンコンの唄)」等、魅了してやまぬ井伏鱒二の詩精神。4部構成の初の文庫版『厄除け詩集』。
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目次
●厄除け詩集
●訳詩
●雨滴調
●拾遺抄
書誌情報
紙版
発売日
1994年04月05日
ISBN
9784061962675
判型
A6
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
174ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2013年12月06日
JDCN
0619626700100011000P
初出
新潮社刊『井伏鱒二自選全集』第八巻(1986年5月)、第九巻(同6月)、第十巻(同7月)第十一巻(同8月)を使用し、「蟻地獄」は筑摩書房刊『厄除け詩集』(1977年7月)収録作品は、同筑摩書房版に従った。