
ビリチスの歌
ビリチスノウタゲンダイニホンノホンヤク

フランス世紀末の象徴派詩人ピエエル・ルイスが、紀元前のギリシャに女流詩人ビリチスを想定して、その愛怨の生を艶麗に歌わしめた長篇詩『ビリチスの歌』。絢爛たる才に恵まれた早熟の詩人ルイスが24歳の時、古代ギリシャ語から翻訳といつわって発表したしたたるような官能と華麗な詩篇の鈴木信太郎による名訳。ファスケル版挿画160点を入れて贈る。
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書誌情報
紙版
発売日
1994年06月03日
ISBN
9784061962774
判型
A6
価格
定価:1,175円(本体1,068円)
ページ数
366ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
一九五四年四月刊、白水社版『ビリチスの歌』を底本とし「後記」は、一九五六年五月刊、新潮文庫版『ビリチスの歌』