
新編 琅 記
シンペンロウカンキゲンダイニホンノエッセイ

『広辞苑』の編者新村出博士の名著と名高い語源探索の書『琅かん記(ろうかんき)』全61編の随筆から、令孫新村徹氏が30余編を選んで「新編」とした。「更紗」「キセル」の語源を尋ねて南蛮の情緒にひたり、「亜刺比亜馬と波斯馬」を語って「魏志」「後漢書」の倭国の記述に始まり、秀吉を経て将軍吉宗の馬匹改良の話に達す。興趣尽きぬ、琅かんの玉にも比すべき随筆集。
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書誌情報
紙版
発売日
1994年09月05日
ISBN
9784061962880
判型
A6
価格
定価:1,046円(本体951円)
ページ数
355ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1981年4月刊旺文社文庫『新編 琅 記』
著者紹介
その他: 森岡 健二(モリオカ ケンジ)