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『わが性の白書』
ワガセイノハクショ

癌で死んだ或る作家の遺書『わが性の白書』の出版をめぐる、関係者たちの思惑とその「真相」。逆手にとりつつ、文壇・マスコミに登場する女流作家の放胆な軌跡。現代という時代の「世界の空虚さ」の真只中で演じられる、真摯に生きようとする者たちの喜劇的なドラマ。文芸評論家・中村光夫が、初めて50代で執筆発表した、痛撃な批評と苦いユーモアの漂う、意欲的長篇小説。現代風俗を取り込んで描く、果敢な挑戦作。
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書誌情報
紙版
発売日
1994年09月05日
ISBN
9784061962903
判型
A6
価格
定価:1,046円(本体951円)
ページ数
340ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
電子版
発売日
2019年05月24日
JDCN
06A0000000000059783B
初出
1972年5月筑摩書房刊
著者紹介
解説: 金井 美恵子(カナイ ミエコ)