「最後の小説」

「最後の小説」

サイゴノショウセツゲンダイニホンノエッセイ

講談社文芸文庫

人は死に向って年をとる、というしみじみした自己認識をもつに至った小説家が、いま自分はこのように生きている、という真撃な現場報告を提示して、1冊の濃密な本とした。「国外で日本人作家たること」「僕自身のなかの死」等、全5章の評論に、戯曲・シナリオ草稿「革命女性」200枚。長篇3部作「燃えあがる緑の木」を構想しつつある作家の“現在”の心の内奥と作家的パフォーマンスの全体像。


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書誌情報

紙版

発売日

1994年12月05日

ISBN

9784061963016

判型

A6

価格

定価:1,282円(本体1,165円)

ページ数

452ページ

シリーズ

講談社文芸文庫

初出

『最後の小説』1988年5月講談社刊

著者紹介