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終りし道の標べに
オワリシミチノシルベニシンゼンビシャバン

幻の処女作。ここに新しいリアリティーがあった。異民族の中で培った確固とした他者。埴谷雄高は何かの予感を禁じ得ず雑誌「個性」に持ち込んだ。青年公房の生身の思索は17年後書き換えられ、もはや読むことはできなくなった処女作。読者の期待に応え甦った処女長篇小説真善美出版。
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書誌情報
紙版
発売日
1994年12月27日
ISBN
9784061963054
判型
A6
価格
定価:1,078円(本体980円)
ページ数
270ページ
シリーズ
講談社文芸文庫
初出
1948年真善美社刊行